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【コラム】第3回 フィーチャーストーリー古舘翔プロ ~周りに支えられて、今がある~

第3回 フィーチャーストーリー 古舘翔プロ.jpg「決勝戦はすごく緊張していました。頭が真っ白でした」
そう語るのは、今シーズンSTAGE 5 広島で初優勝を果たした古舘翔プロ。経験豊富なプロが凌ぎを削るプロダーツツアーJAPANの舞台に、古舘プロは24歳という若さで挑戦し好調をキープしています。現在、JAPAN参戦5年目にしてランキング2位につけている、今もっとも注目を集めている若手プレイヤーのひとりです。今回は、そんな古舘プロに好調の理由などを聞きました。


■ダーツが投げられなくなった辛い時期

24歳という若さにも関わらず、厳しいプロの世界で活躍している古舘プロ。なぜ、プロのダーツプレイヤーとして戦い続けることができるのでしょうか。

「支えてくれている周りの方々のおかげです。実は4年ほど前、半年間ほどダーツを投げられなくなった時期がありました。精神的な問題により思いどおりにプレイができなくなる、イップスになってしまったんです。そんな時に、たくさんの方から『続けたほうがいい』と励ましの声をもらいました。また、ずっと切磋琢磨してきたライバルからは、『ダーツを辞めるのはありえないだろう』と、厳しい口調で言われたんです。応援してくれる人がいなければ、今こうしてプロとして戦うことはできていないと思います」


■日々の練習の成果が実を結ぶ

STAGE 2で準優勝、STAGE 5では初優勝を飾りました。今シーズンは安定して好成績を残している古舘プロ。なぜ、好調をキープ出来ているのでしょうか。

「練習の成果が出ているからだと思います。昨年から環境が整い、一日中練習ができるようになりました。練習では、思いどおりにプレイできている時の感覚と、そうでない時を常に意識しています。今シーズンはようやくその成果があらわれ始め、本番の試合でも小さな感覚のズレを修正できるようになり、ミスが減りました。それが、好成績につながっているのだと思います」


■常に平常心で、ワンチャンスをものにするプレイヤーを目指して

SUPER DARTS 2018の覇者、村松治樹プロを始めトッププレイヤーと戦ってきた古舘プロ。トッププレイヤーと戦うなかでいったいどんなことを感じているのでしょうか。

「経験の差を強く感じます。特にSTAGE 2で初めて決勝戦の舞台に立った時に痛感しました。応援してくれる方の期待に応えたいと思うあまり、普段よりもプレイが固くなってしまったんです。また、対戦相手がSTAGE 1で負けた村松プロということもあり、意識し過ぎてしまいました。そんな僕とは対照的に、村松プロは本当に冷静でしたね。今まで戦ってきたトッププレイヤーはどんな試合でも常に平常心で、決めどころでは絶対にミスをしません。また、ワンチャンスを逃がさずものにする勝負強さも兼ね備えています。そんなプレイヤーになるために、もっと経験を積んでいきたいです」

JAPANに誕生した超新星が、決勝の舞台で輝きを放ち続ける日が来るのかもしれません。これからも、古舘プロの活躍に注目です。


▼選手名鑑(古舘翔プロ)
https://livescore.japanprodarts.jp/directory_detail.php?p=832
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