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【コラム】第14回 フィーチャーストーリー 鹿内麻友プロ ~イメージのなかで入っていれば、外れても気にならない~

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RED SEASONに入り、もっともインパクトを残したプロのひとりが鹿内麻友プロ。RED SEASONは初戦から4大会連続で参戦し、STAGE 13では初めて決勝戦に進出。準優勝を果たした姿が印象的です。今回はそんな注目の若手、鹿内プロにインタビュー。プロになるまでの道のりや、自分のプレイをするためにここがけていることを聞きました。


■姉の影響でダーツをスタート!1人で腕を磨いた中学生時代

若干20歳ながらプロとしてツアーをまわり、ハイレベルな戦いを演じている鹿内プロ。どのようなきっかけで、ダーツを始めたのでしょうか?

「初めてダーツを投げたのは、小学2年生の頃です。母が経営しているBARにダーツマシンがあり、遊んだことがきっかけでした。その後、本格的にダーツを始めたのは中学2年生の頃です。姉が中学1年生の時にCOUNT-UPで1,000点を達成したほどの腕前で、それを見て『私も頑張れば上手くなるのではないか』と思い積極的に練習を始めました。お店に顔を出す時間がずれていたので姉に教わることはほとんどなく、ひとりでもくもくと投げ続けていたんです。半日以上ひたすらスローしていたこともありました」


■良くも悪くもマイペース。緊張したことはほとんどない

多くの若手プレイヤーがトライしているプロ試験ですが、合格するのは容易なことではありません。そこで鹿内プロが資格を取得するまでを振り返り、語ってもらいました。

「プロ資格を取得したのは、18歳の時です。自分では、絶対に合格出来ないと思っていましたが、まわりに勧められたので試しに受けてみました。私が練習していたお店にはダーツのプロなど上手い人がたくさんいたので、自分のプレイに手ごたえを掴んだことはなく自信もそれほどありませんでした」

常に平常心を保ちプレイしているように見える鹿内プロ。試合中に気持ちが揺らぐことはあるのでしょうか?

「緊張したことはありません。小さい頃から良くも悪くもマイペースなので、ダーツ以外の時も緊張することはほぼゼロです(笑)。まわりに合わせるのが苦手なので団体競技はまったく向いておらず、その点、個人競技のダーツは自分に合っていたのかもしれません。思い立ったときにすぐに行動できるので、日頃からひとりで動いている方が好きです」


■ポジティブかつ、何も考えない

ハイレベルな攻防が続くプロの試合では、相手のペースに飲まれることもあるものです。そこで、鹿内プロに自分のリズムを守るために意識していることを聞きました。

「ダーツを入れることではなく、気持ち良く投げることを考えています。つまり、スローした時の感触が良ければ、外れても気にならないんです。自分のイメージのなかでは、きちんと入っていますから。外れたのは、ただ運がなかっただけなんです。試合中は神頼みで投げていることが結構あって、『入ったらラッキー、入らなかったら残念』くらいの気持ちでプレイしています。ポジティブかつ、何も考えていません(笑)。これは私の性格で、日常から気持ちが落ち込むことはほとんどないんです。例えば急に雨が降ってきても、『雨だな。今日も平和だな』と思います(笑)。これからの展望もとくに考えていないので、神様が味方してくれるように精一杯頑張りたいです」

まわりに流されず、常に自分で道を選択してきた姿勢が印象に残った鹿内プロ。これからも独特の雰囲気を纏う魅力的なプレイヤー鹿内プロの活躍から、目が離せません。


▼選手名鑑(鹿内麻友プロ)
https://livescore.japanprodarts.jp/directory_detail.php?p=2581
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