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【第35回フィーチャーストーリー 西谷譲二プロ】~リスキーでも、思い切ってチャレンジを~

35.jpg 先日、岡山にて幕を閉じたJAPAN 2019年度ツアー。長いシーズンを通して上位をキープし続けているプロは、後半戦になっても技術の高さをいかんなく発揮。ランキングが固まってきたなかで、彗星の如く現れたプレイヤーが西谷譲二プロです。JAPAN移籍後の初戦となったSTAGE 16 神奈川でいきなり準優勝を達成し、強烈な印象を残しました。今回はそんな西谷プロにインタビュー。移籍を決断した理由やダーツ上達のコツについて話を聞きました。

■JAPANへの移籍を決めた理由とは?

ダーツ歴は10年ほどの西谷プロ。他団体で活躍していたにもかかわらず、なぜJAPANへの移籍を決断したのでしょうか?

「日頃お世話になっている方々から、『JAPANでがんばってほしい』と声をいただいたからです。話をもらった時は、正直『なかなかリスキーだな』と思いました。システムも会場の雰囲気も違うため、鳴かず飛ばずになる可能性があるからです。しかし、以前からずっとTHE WORLDやSUPER DARTSなど海外の選手と戦うことができる環境に興味があったので『思い切って挑戦してみよう』と思いました。また、ダーツを始めた頃にダーツライブTVを通して観て憧れを抱いていた選手たちと試合ができることも、JAPANへの移籍を決めた理由です。実際に出場してみると大会進行のスピードや会場の環境に少し戸惑うこともありましたが、思いのほか落ち着いて試合に臨めました。僕自身の生活もかかっていますから必死にプレイした結果、準優勝できてひとまずホッとしています(笑)」

■SNSを活用してダーツの普及を後押し

さまざまなSNSに取り組んでいるという西谷プロ。ちなみにTwitterのフォロワー数は約5,700人です。移籍前はおよそ4,700人で準優勝きっかけに、大幅に伸びたそうです。そんな西谷プロが発信に力を入れている理由を聞きました。

「発信に力を入れている理由は大きく2つあります。1つ目が、やはりダーツに興味を持ってほしいからです。今はeスポーツをはじめ、さまざまな種類のスポーツがメディアを通して一般の方々に届いています。そのため、この流れに『ダーツも乗り遅れてはいけない』と思いました。2つ目の理由が選手としてスポンサーさんの役に立ちたいからです。もちろん1番の恩返しは試合で活躍し公式メディアに取り上げられることですが、SNSで小さな発信を繰り返すことも大切だと思っています。スポンサーさんのロゴが、ファンの方の目に届く回数が増えますからね。ちなみに僕が主に活用している発信ツールはTwitter、Facebook、YouTubeです。TwitterとFacebookは主に試合結果やイベント情報など日頃の活動内容を、YouTubeでは普段の練習を生中継で発信しています」

■ダーツ上達のコツは技術を盗むこと

ダーツを始めた当初は、試合動画を携帯電話に移して常に観続けていたという西谷プロ。最後に若手へのアドバイスをいただきました。

「ぜひ試してほしいのは、さまざまなプロのよいところを盗むことです。僕は日頃から試合会場で出会ったプロのフォームをじっくり見て参考にしています。たとえば、最近は大和久明彦プロのフォームを見て、とてもきれいだと思いました。一緒に練習をする機会があれば、こだわりを聞いてみたいですね。他には、一緒のダーツバーで働いている羽角英明プロのフォームを真似してみたこともあります。ストロークが正確なので取り入れたいと思いましたが、なかなかしっくりこなかったので諦めましたけど(笑)。ちなみに、もっとも影響を受けたのは村松治樹プロです。ダーツをまっすぐに飛ばす技術に憧れて、何回も動画を見て勉強しましたね」

インタビューを通して、熱心にフォーム改良を繰り返す姿勢が高い技術力の秘密だと感じた西谷プロ。これからの目標については「より安定感を高めていきたいです」と笑顔で答えて下さいました。年間を通しての出場が予想される2020年度シーズン。その爆発力で会場を盛り上げる姿から目が離せません。

▼選手名鑑(西谷 譲二プロ)
https://livescore.japanprodarts.jp/directory_detail.php?p=3248
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